5月27日(土)、地域安全学会の2023年度地域安全学会総会のなかで授賞式が開催され，佐藤翔輔准教授に2022年（令和4年）の年間優秀論文賞が授与されました．同学会の年間優秀論文賞は，当該年度発行の査読論文の中で特に優秀な論文に賞するものです．佐藤翔輔准教授は，この度，令和元年東日本台風（台風19号）をの災害対応を経験した職員の「語り」を活用した災害対応研修を設計・実践し，その有効性を検証した研究成果が高く評価され，同年の年間優秀論文賞の受賞となりました．

佐藤翔輔准教授は，2013年，2019年にも年間優秀論文賞を受賞しており，年間優秀論文賞受賞回数が学会中トップです（合計3回）．それ以外にも論文奨励賞（2003年），優秀発表賞（2016年）と，技術賞（2019年）の受賞で，同学会で計6賞を受賞しており，学会最多となります。

【受賞論文】

佐藤翔輔：行政機関を越えて自治体職員の「語り」を活用する災害対応経験の伝承手法の設計と実践：東北地方公務員を対象にした風水害対応に関する研修事例（地域安全学会論文集，No. 41，pp. 285-294，2022.）