チャレンジ防災講座(2010年度)


●本ゼミの主旨 (pdf版

東北大学 大学院工学研究科 附属災害制御研究センター では,2002年度より, 自主ゼミの一環として「地域防災ゼミ」を実施してきましたが,昨年度から地 域防災ゼミは「チャレンジ防災講座」として再出発することになりました.本年度の チャレンジ防災講座でも昨年度に引き続き,地域の主体となる「学校」に着目し,「学校」と「地域」が協力して,地域の 安全と安心を確保するにはどうすればよいのかをディスカッションしていきたいと考えています.


なお,本講座は事前登録が必要です.参加を希望される方はこちらの事前登録票(Word版) にご記入頂き,次の登録先にお願いいたします。

 事前登録(電話またはFAX、Eメールで下記連絡先まで)
  登録先:電話:022-795-7462、7513(津波工学研究室)
      FAX:022-795-7514
      Eメール:kouza@tsunami2.civil.tohoku.ac.jp (@の前を半角に変えて送信してください.)

 参加は,大学内外,専門分野を問わず自由です.関心をお持ちの方は,是非ご参加いただければ幸いです.一般の方もぜひご参加ください.



講座の予定


  5月13日 過去の津波経験(1)-1960年チリの被害実態【東北大学名誉教授:首藤伸夫】

   多数の参加者を頂き終了致しました.当時の貴重な写真を示しながら被害の実態やその対策のポイントをご紹介頂きました.50年経ったいま,忘れてしまった状況(土地利用規制)や伝わらなかった事実(下水道を通じた浸水)など多くの事例を学ぶことが出来ました.最後に,人間は忘れやすい,効率化だけを求めていくと落とし穴が生まれる,という内容のお話も頂きました.


  6月17日 過去の津波経験(2)-三陸での被害実態【リアス・アーク美術館.主任学芸員:山内ひろやすさん】
  山内さんは,リアス・アーク美術館学芸員として勤務されていますが,作家として個展・グループ展等において作品を発表しています.また、舞台美術や衣装を手掛け、TVチャンピオン「ダンボール王選手権」に出演するなど、マルチな活動をされています. 昨年,明治三陸大津波を題材にした小説「砂の城」を出版されました.実際に発行された雑誌「風俗画報」の記録を基に被災状況を描き出し、津波の恐怖を現在に伝えています.

  7月22日 チリ地震津波-1960,2010年について 【東北大学教授:今村文彦】

  9月9日 津波情報の最先端と認知マップー災害情報をどのように活用するのか?【東北大学・阿部,宇川】

10月21日   2010年チリ津波の被害と対応【宮城県,仙台市,邑本准教授など】
 

時間・場所

・時間帯 5月から月一回 木曜日 18:15〜20:00ごろまで
・場所  仙台141ビル内 エル・パーク仙台 5階セミナーホール

関連情報


●担当者連絡先

東北大学大学院工学研究科 附属災害制御研究センター 津波工学研究分野
教授 今村文彦   〒980-8579 仙台市青葉区荒巻字青葉6-6-11-1106
Tel: 022-795-7462, 022-795-7513
Fax: 022-795-7514
E-mail :imamura@tsunami2.civil.tohoku.ac.jp


Last modified: 4/19/2010
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